2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧
子どもとすごす時間に培われていくものは、 にわかに取り繕えるものではなく、 日々の積み重ねのなかで、育っている。 それはとても正直に。ゆるぎなく。 まっすぐに。→*
相手に沿うこと。 心を聴くこと。 自分のコトバではなく、相手のコトバに。心をすませて奏でる音律が、 手にしたことのない世界の調べだ。→ *
幾重にも守られていることに気づく喜びと、 何度でも形を変えて守るものを持つ強さを、 栗の花が教えてくれた。人知れず咲く栗の花はイガとなって栗を包み、 巣立ちの日に再び開く。 笑っているように。 → *
古事記の序文に出会った時の感動は忘れない。 あのすごい万葉仮名の羅列の中に 「伝えたい」というパッションを感じ、 千三百年前の人々が親しく近いものになった。 日本はことだまの国。 「日本人」を離れたくない。→*